水に心をひたし、彩に心ときめく・・・「水彩」という癒しの魔法

7)スプラッタリングとは?・・・水彩の技法と塗り方・・・

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サラ】スプラッタリングを日本語にすると?

フク】またまたその質問? わかんなーい!!!
あ!でもフクはね、スプラッタ映画ならみたことあるよ!
あのね、血がどばーって飛び散る内容で
すっごくこわい映画なの。夜、眠れなくなっちゃった。

サラ】まあ。それは大変! サラはそんな映画絶対みない!
でも、それって答えになってるわよ!

水彩の技法で言うスプラッタリング
         絵の具を飛び散らせること。

 

バック・ランもそうだけど、
このスプラッタリング
プロっぽい効果的なアクセントになるのよ。

ここでは、スプラッタリング
ふたつのパターンをご紹介します。
ひとつ目は、背景に使うやり方。
ふたつ目は、モチーフのテクスチャ(質感)を
表現するために使うやり方。

さて、今回も始めましょう。
以下を参考にみなさんも試してみませんか?

水彩の技法(スプラッタリング~ドライブラシ~塩)を使った9つの葉っぱの水彩画
※上の線画は、ぬり絵ページの
3)水彩の技法(スプラッタリング、ドライ・ブラシ、塩を使って)
からダウンロードできます。

 

▼ スプラッタリングの手順とコツ

 

水彩の技法-スプラッタリング

 1  背景にスプラッタリングする準備
スプラッタリングでは、絵具の飛び散りをカバーするために、
絵の具を乗せる部分以外のところを、
新聞紙やキッチンペーパー等でカバーしておきます。

ここでは、四辺をマスキングし、
さらにキッチンペーパーで覆っています。
カバーはマスキングテープで固定しておくと
ずれることがありません。

水彩の技法-スプラッタリング

 2  2本の筆を使ってスプラッタリング
たっぷりの色を含んだ筆と、もう一本の筆を用意し、
バツの形にして、トントン・・・とたたきます。
筆に含んでいる色が飛び散ります。

コツは、軽くたたきはじめること。
強くたたくと、
筆についている絵の具が
ポトリとおちてダマになります。

※ここではオレンジの色を使っています。
黒や紺色などの濃い色は、後で描くモチーフの葉っぱと
色が重なった時に、溶けだしてにごってしまうので、
明るく薄い色がおススメです。

水彩の技法-スプラッタリング

 3  乾くまで待つ
飛び散った色が乾くまで待ちます。

ドライヤーを使って乾かしてもいいですが、
スプラッタリングした絵の具は
ドーム状の厚みを持ち、風が強いと色が流れます。
しばらくそのまま放置して、
半乾きの状態になったら
弱い風で温めるように乾かすと
キレイに乾きます。

水彩の技法-スプラッタリング

 4  別の色をスプラッタリング
彩りを楽しむために、違う色もためしてみましょう。

この色も乾くまで待ちましょう。
乾くと、背景のスプラッタリングの完了です。

水彩の技法-スプラッタリング

 5  スプラッタリングする部分の形を切り抜く
背景の色が乾いている間に、次に手順に進みます。
次はモチーフにスプラッタリングする準備です。

紙を利用して、スプラッタリングを適用する部分だけを
カッターで切り抜きます。

ここでは、ダウンロードしてトレースに使った
コピー用紙を利用すると簡単です。

水彩の技法-スプラッタリング

 6  カバー紙の完成
左の写真のように3枚の葉っぱを切抜きました。
※どの葉っぱでもOKです。

切り抜いた葉っぱ以外の所に、
色が飛び散らないようにするカバー紙の完成です。

水彩の技法-スプラッタリング

 7  切り抜いた箇所に色を塗っておく
スプラッタリングした絵の具が乾いたことを確認して、
切り抜いた部分のすべての葉っぱに色を塗ります。

ウォッシュ、ウェット・イン・ウェット、
グラデーション他、
今まで学んだ技法を使って塗ってみましょう。

splattering-8

 8  切り抜いた部分にスプラッタリング
   で作ったカバー紙を上にかぶせます。
ここでも絵具の飛び散りをカバーするために、
水彩紙の四辺を
新聞紙やキッチンペーパー等でカバーしておきます。
先にやったように、筆をバツの形にして、
トントン・・・とたたき、絵具を飛び散らせます。

ここで使用する色は、葉っぱの色より濃いめの色が
効果的です。
枯葉の虫食いや、模様に見える色をためしてみましょう。

水彩の技法-スプラッタリング

 9  乾くまで待つ
スプラッタリングしたら乾くまで待ちます。

※ここでは、筆を2本使ったスプラッタリングを
ご紹介していますが、
コシのある平筆や歯ブラシに絵の具をつけ、
指ではじくことによって
霧のようなスプラッタリングを作ることもできます。

水彩の技法-スプラッタリング

 10  スプラッタリングの完成です
乾いた後にカバー紙をはずすと、完成です。

 

サラ】水彩の技法の第7歩目!スプラッタリング出来ましたか?

フク】できましたー。
単調な絵も、この技法を使うと、
イキイキしてくる感じ!
なんだかアーチストになった気分!

サラ】うん。たしかにね!
躍動感を表したりする時も、よく使われる技法なのよ。
はじめのうちは、どれくらい絵の具が飛び散るかわからないから
カバーする新聞紙は広めにしておいてね。

フク】了解!今回はめいっぱい広げてやってたよ。
そうそれと、思ったんだけど、
水彩って、すばやく色を塗る時と
ゆっくり乾くまで待つ・・・っていう時があるんだよね。
待っている間はなにをしていればいいの?

サラ】今回のように、次の準備をしたり、
筆やパレットを洗ったり、水を替えたりした後は
コーヒータイムをしながら
絵を眺めるのも大切な時間よ。
サラは描いている時間より、
絵を「味わい愛でている」時間の方が長いかも。

水彩の待ち時間って、
描いている絵を楽しむためにあると思ってるの。
そうやって絵を観賞して、絵と対話する時間はとても癒されるのよ。
次はどう進めて行こうかな・・・って、
リラックスしながら眺めていると
インスピレーションが湧いてくるのよ。
ワクワク楽しんで進めて行くことが大切なの。

みなさんも、楽しむことを目的に
味わい愛でながら進めていってくださいね!

次はテクスチャ(質感)の表現を広げてくれる
技法、ドライ・ブラシをご紹介します。

水彩の技法-ドライブラシの塗り方

 

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