2時間目-ウェットインウェットって?-水彩の技法と塗り方

 

サラ】ウェット イン ウェットを日本語にすると?

フク】えっと・・・ぬれている・中に・ぬれている・・・?

サラ】そう! 大正解!
水彩の技法で言うウェット イン ウェットは、ぬれている状態を利用して、その中に(上に)、絵の具を塗っていくことなの。

ぬれている状態だと、上に絵の具をかるく置くだけで、その色がぱーっと花火のように広がるの。
美しくって癒されるのよ!別名はぼかし。その言い方の方がピンとくるかな。
※色を中に置く・・・というより、上に置くから、
ウェット オン ウェットという言い方をする人もいます。

下の”葉っぱ”は、まず、”ウォッシュ”した後、次の段階でウエット イン ウェットで描いています。
やつでの葉の水彩画・水彩イラスト完成

やり方は簡単!以下を参考にみなさんも試してみませんか?

【ウェット イン ウェットの手順とコツ】

1)ウォッシュした絵を準備する

水彩絵の具をウォッシュ完了!

先に塗った色が、まだたっぷりぬれている状態あることを確認します。

 

2)色を置いていく

別の色を置いていく,ウェットインウェット

筆にたっぷりの濃い緑色を含ませて、葉っぱの端の方にかるく置いていきます。コツは塗るというより、軽く置くという感じで! 筆で強くこすらないようにしましょう。

 

3)色が拡散していく、意図的に拡散させる

ウェットインウェットで色が拡散していく

表面の水で、色がぱ~っと広がっていきます。水にまかせて色の広がりを楽しんでもいいし、水彩紙を傾けることによって、意図的に色の流れを操作することも出来ます。ここでは、葉っぱの中心に向かって色が流れるように傾けています。

 

4)他の色を置く

ウェットインウェット 別の色を置く

他の色も置いてみましょう。 色が混じりあうことで水彩らしい表現ができます。

 

5)筆を使って色を塗る

ウェットインウェット,筆を使って塗る

少しすると、紙の表面が乾いてきます。このタイミングで置く色は、以前ほど拡散しなくなります。筆を使って色を塗ってみましょう。ここでは、透明感のある青色を塗っています。

 

6)彩(いろどり)を楽しむ

ウェットインウェットで色を楽しむ

ダウンロードしたぬり絵用の線画では、左側にある葉っぱにさらに沢山の色を置いてみました。 たっぷりぬれている段階で、この葉っぱの右側には黄緑色を。左側には紫色を置いて、その上に明るい青色やオレンジ色などを筆で差すように置いています。色の拡散していく様子や美しさを楽しみましょう。葉っぱの茎も細い筆で描き足します。

 


サラ】水彩の技法の第2歩目。ウェット イン ウェット!出来ましたか?

フク】出来ました!この技法ってすっごく楽しい、ワクワクする!

サラ】ほんとにそうね! ウォッシュから、ウェット イン ウェットの流れは水彩ならではの楽しさよね。
それに、たっぷりのお水を使うのって心地いいし、心が潤ってくる感じ。
沢山の色が広がって、混じりあって・・・そんな様子を見ているだけで癒されてくるわね!

サラ】ウェット イン ウェットみなさんはいかがでしたか?
ダウンロードした線画は何度でも複写できます。色々な色を楽しんで試してくださいね。

 

次は、ウェット イン ウェットからさらに進んだ技法、リフト  アウトをご紹介します。

水彩の技法-リフトアウト(水彩画,水彩イラストの描き方,ぬり方)