水に心をひたし、彩に心ときめく・・・「水彩」という癒しの魔法

8)ドライ・ブラシとは?・・・水彩の技法と塗り方・・・

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サラ】ドライ・ブラシをにほん・・・

フク】わかった!!
ドライは乾いてる。ブラシはこの場合、筆のこと。
だから“乾いた筆で塗る”こと!

サラ】すごい!大正解! 
ピンポンを五回ぐらい押しちゃうわ!

フクちゃんの推理には、名探偵コナンも、刑事コロンボも
脱帽よ! でも念のために言っておくわね!

水彩の技法で言うドライ・ブラシ
   絵の具のついた筆の水気を切って描くこと。

 

水彩といえば、水をたっぷりって
伝えてきたけれど、
あえて、筆の水気を切って描くことで、
ガサガサとした質感を出すことが出来るのよ。

草や、樹の幹なんかによく使われる技法なの。

さて、今回も始めましょう。
以下を参考にみなさんも試してみませんか?

水彩の技法(スプラッタリング~ドライブラシ~塩を使った)9つの葉っぱの水彩画
※上の線画は、ぬり絵ページの
3)水彩の技法(スプラッタリング、ドライ・ブラシ、塩を使って)
からダウンロードできます。

 

▼ ドライ・ブラシの手順とコツ

 

水彩の技法-ドライブラシ

 1  ドライ・ブラシの準備
ここでもダウンロードして、
トレースに使ったコピー用紙を利用して
ドライ・ブラシを適用する葉っぱの部分を
カッターで切り抜きます。
ここでは、赤丸がついている葉っぱを切り抜きました。

切り抜いたところに位置する葉っぱに
色を塗っておきます

水彩の技法-ドライブラシ

 2  パレットに絵の具を準備
パレットに塗る絵の具を出し、
筆(ここでは平筆)に付けておく。

この時のコツは絵の具の水気をキッチンペーパーなどで
取っておくこと。

絵の具の濃さ、水気の取り具合によって、
ドライ・ブラシのタッチが変わってくるので
他の水彩紙などで、塗る前に、ためし塗りして、
タッチを確認しておくといいですよ。

水彩の技法-ドライブラシ

 3  筆を使ってドライ・ブラシ
切り抜いた葉っぱの中で、
水気を切った筆を上下・左右に動かしていきます。
水彩紙の紙肌は凹凸になっているので、
凸の部分に絵の具が付きます

 

水彩の技法-ドライブラシ

 4  さらにドライ・ブラシで上塗りする
乾いていることを確認して、用紙を取り、今度は水気を切った丸筆で上から色を重ねます。

ここでは、チューブから出した絵の具に
数滴の水を足して混ぜた色で
ドライ・ブラシしています。
クレヨンで描いたような、
ガサガサとした質感が表現できます。

残りの葉っぱも同じようにドライ・ブラシで
描いてみましょう。

水彩の技法-ドライブラシ

 参考  ドライ・ブラシで草を描く
水気を切った平筆を使って、草を描きました。

下塗りしていない場合は、水彩紙の凹凸の紙肌が
ドライ・ブラシの効果をより引き立てます。

サラ】水彩の技法の第8歩目。ドライ・ブラシ!出来ましたか?

フク】出来ましたー。クレヨンで描くみたいに楽しい!

サラ】よかった!
こういった塗り方も出来るようになっていると、
さらに描きたいモチーフを表現する手段が広がるわね!

フク】うん。ガサガサの枯葉以外でも、
ザラザラの岩肌とかもこのドライ・ブラシだと面白く描けそう。
そうだ、今回はドライ・ブラシを使って色を重ねたけど、
色の相性とかの注意点はないの?

サラ】あ、いい質問ね。
グラデーションの時に補色(反対色)の説明をしたでしょう?
紫色と黄色のグラデーションでは混じりあった所が灰色ににごるって話し・・・
ドライ・ブラシは色を混ぜる訳ではないから、
紫色の上に黄色を塗っても大丈夫なの。

フク】やったー。ドライ・ブラシだと
フクの大好きな鮮やかな黄色と紫色がいっぱい使えるんだ!
赤と緑色の組み合わせも試してみよう!

サラ】うん。でも、補色関係の色をドライブラシで重ねると、
ハレーションを起こす場合があるから注意してね。

フク】ハレーション

サラ】そう。目がチカチカしてくる現象ね。
明度が同じ補色(反対色)を隣り合った位置に置くとハレーション
そういう見え方をしてしまうのよ。
広告や交通標識を作っているデザイナーや
エンジニアの人は
ちょっと意識している配色ね。

右は赤色と補色関係にあるの緑色で作った
水彩時間のロゴよ。
次回からホームページのトップはこれでいこうかしら・・・

フク】わーっ。やめてー。ずっと見ていると目が疲れそう。
癒されるどころかストレスになる―。

サラ】でしょ。だから補色を使う時はほんの少し注意しているといいわよ。
でも、作者の意図によっては、逆にそのチカチカを利用することもあるのよ。

フク】へーっ。じゃあ表現したいことで、色も変えていくってことなんだ。

サラ】そうそう。その視点で見るとね、
自然界の色の中にも神様の意図を見つけることが出来るわよ!

でも色についての知識はこれまでにして
水彩では色を楽しむことに意識を向けて行きましょうね。

みなさんもドライ・ブラシ。
いろんな色でためしてみて下さいね!

次は、ここで紹介する技法の最後。
水と塩の妖精がコラボしてつくる美しい模様を
ご紹介します。

 

水彩の技法-塩を使って

 

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