サラ】さて、ウォッシュして、ウェット イン ウェットまで完了! この流れでいうと、次はリフト アウトね! サラ】リフトは、持ち上げる。アウトは、取り除くという意味があるのよ。 水彩の技法で言うリフト アウトは、
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▼ リフト アウトの手順とコツ
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1 筆を使ってリフト アウト ここでは、葉っぱの中心部分を白っぽい仕上がりにするために、 |
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2 ティッシュを使ってリフト アウト また、半乾きの状態の時、ティッシュを使って線を入れたり、 |
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3 筆とティッシュを合わせてリフト アウト-1 ここでは、葉っぱの色が乾いた後、 コツはコシのある先の細い筆を使うこと! |
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4 筆とティッシュを合わせてリフト アウト-2 コツは、一度乾いた色が、水で浮かび上がっているうちに、 ここでは、葉っぱの葉脈を一本、一本ていねいに描きながら、 |
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5 リフト アウトの修正 その場合は、そこでいったん乾かした後、 |
サラ】水彩の技法の第3歩目。!リフト アウト出来ましたか?
フク】今回もとても上手に出来ました! すっごく楽しい!
サラ】よかった!でも上手に描くことを目標にするより、
楽しむことを目標にしてね!
いろんな技法を紹介してるけど、
上手く描こうとすると、従来の技法にこだわりがちなの。
水彩の技法ってね、自分で編み出してもいいのよ!
楽しんでると、アイデアが浮かぶから、
それを試しているうちに、
自分の描き方や表現が見つかって、
さらに楽しくオリジナルな絵になっていくわよ!
フク】うん。もっと楽しんじゃお!
サラ】今回のリフト アウトでは
ティッシュでの使い方を紹介したけど、
布やガーゼでも試してみたり、
半乾きの状態の時に、アルミホイルやラップを当てて、
水彩では乏しいとされている
マチエール(材質を利用しての凹凸等の特殊効果)を
表現したりするのも楽しいわよ!
右の水彩画はリフト アウトで遊んでみたくて描いた絵なの。
ミモザのリース。
茶色で染めた影の部分のぼんやりとしたミモザ。
ここはあるものを使って、リフト アウトしています。
何を使って描いたものでしょう?
絵をクリックすると大きくなります。
みなさんも当ててみてね!!
フク】うーん。ミモザの花のポンポンした形だから・・・
・・・・わかんなーい!!
サラ】答えは、・・・・綿棒です!!
フク】お耳をおそうじする?
サラ】そうよ。ポンポン♪・・・ってリフト アウトしたの。
フク】なるほど! リフト アウトって感覚がわかった!
サラ】皆さんも色々ためしてみて下さいね! 楽しいですよ!
次は、水彩の技法の中でもオーソドックスな技法、
ウェット オン ドライをご紹介します。