絵の具の色をデジタルコード化 その2

ホルベインの水彩絵の具の
コード化を完了!!

繰り返し使うものは、
テンプレートを作るというのがサラの制作セオリー。
ホルベインの色名と、
そのデジタルコードを表記したサイトを作成しました。

それと、合わせて、絵具の名前とコードを組み合わせての単語登録も完了。
色の名前を入れて、変換キーを押すと、カラーコードが出てくる仕組み。

単語登録という機能を
使いこなしていない人も多いけれど、
これって、ものすごく便利です。

テンプレートと単語登録・・・
パソコンを使って、お仕事されている方は、ルーティンワークになっている所で
活用できないか考えてみるといいですよ。
エクセルならマクロ機能といったところです。

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制作過程で気づいたのですが、
ホルベインのサイトの
色見本の色は、
実際の色と微妙に違うんですよね。

カラーピッカーが示す6桁コードは採用しませんでした。

そこで採用したのが、
サラが作品を描くときに使っている手作りのカラーチャート。

単語帳で作りました。
(マス目がついてるタイプ。色塗りしやすいです。水彩のアイテムとして作っておくといいですよ)

透明水彩は難しいとよく言われます。

不透明の絵具のように、上から塗り重ねて訂正が出来ない上に、
塗った時の色と、乾いた時の色が違うことも大きな理由。

水彩を始めた方はそれを実感しているかもしれませんね。

サラは乾いた時の色を確認して、色を塗るのに役立てています。

そうそう、このカラーチャートを作った理由がもう一つありました。

それは、水彩で作品を描き始めた頃、
色の名前と実際の色味が一致していなかったから。

例えば、クリムソンレーキ・・・・という色。

とある水彩の教科書のような本で、絵の具の名前だけ書いてあったので、
ずっと青系の色だと思っていたんですよ。

だって、「くりむそん冷気」・・・って感じで、
ほら、寒そーでしょ?きっと青色ねって。(笑)

赤系の色というのが後でわかって、
読んでいる本が理解できてなーい!!と感じたんですね。

それで、水彩絵の具の名前をきちんと覚えようと思ったわけです。
覚えるといえば、単語帳! (._.)φ

受験生のようにホルベインの色の名前、その特性を暗記しました

油絵の絵の具や、ポスターカラー、その他の絵の具を使ったことがある方も
水彩では違う呼び名が使われていて、
とまどうことも多いかもしれません。

ちなみに、みなさんに質問。
ホルベインの透明水彩絵の具。次の色は何色でしょう?

問1)ジョーンブリヤン
問2)オーレオリン

 

答えは・・・

問1)肌色
問2)黄色   です。

園芸の好きな人が、花の名前と、その特性を知っているように、
色の名前を覚えて、その特性を知っておくと
水彩時間もより楽しめそうですね。